あれとこれとゲーム与太話

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ドラゴンスパイン武器フレーバーテキスト

Ver1.2追加のドラゴンスパイン関連武器フレーバーテキスト

 

腐植の剣
命に飢える不気味な直剣。龍さえも侵食する腐植の毒を持っている。


それは遥か昔のこと…

誕生することを許されない生命、満たすことができない願い、
暗い宇宙を彷徨う、悲しき夢、
私の体を借り、「現世」に降臨しなさい。

そして、私のかわいい子供たち、
雨水が小川に流れ、植物が太陽に伸びるのと同じように、
美しい場所に行き、自分の美しさを満遍なく放ちなさい。

これは、ドゥリンと呼ばれる子供の、「母親」に関する記憶…

「お母さん、ありがとう」
「空を飛ぶ翼と、丈夫な体、全部お母さんがくれたもの」
「僕は、美しい歌声がある場所に行きたい」
「皆のことや、お母さんのこと」
「僕の生まれたところが、どんなに美しいか。全部、彼らに伝えたい」
 

引用元:HoYoWiki Welcome to Genshin Impact HoYoWiki!

毒龍ドゥリンの話

 

雪葬の星銀

壁画の間に保存されていた太古の大剣。星銀で鍛錬された刀身は、氷雪をも切り裂く力がある。

 

緑豊かな都が霧によって覆われたとき、
終わりのない吹雪が月明かりを遮り、
起きた出来事や生きた証も、
空から降る寒天の釘に貫かれてしまった…

祭司の娘は星銀の大剣を異邦の勇士に手渡した、
彼女の言ったことは、吹雪の音にかき消され、相手にを伝えることができなかった。

「ここの4番目の壁画はあなたのために用意されています。あなたの肖像はこの壁に永遠に残ります。」
「この壁画のために、みんなのために、私はいつまでもここであなたの帰りを祈っています…」

雪葬の都の娘が実りのない銀の枝と共に枯れたとき、
氷雪を切り裂くために、この剣を振るう運命にあった異邦人は、遠くで答えを求めている。
月明かりのように輝いていた彼女の最後の思いも、遠くの旅人に伝えることができなかった。

「もう長い間澄んだ空と緑の草原を見ていません。父が望んでいた氷雪が溶ける光景を描くために、どのような青と緑の色を使うべきか、もう分からないままです。」
「もう一度、あなたに会えれば、どんなによかったか…」

これが彼が見つけた答え一一

異邦の勇士はついに彼の旅を終えた、
大剣の刃からは黒い血が滴り落ち、
すでになじみのない雪道を重い足で踏んだ。
疲れ果てた異邦人がついに山国の宮殿に戻ったとき、
彼を待っていたのは、死という響きだけだった。

「ここですら、俺の守るものは残ってないのか…」

「天上にいるお前らは、ただ生者の苦しみが見たいだけだろ。」

「だったら、この鋼と血の歌を、お前らに捧げよう。」

異邦人は少女からもらった、風と雪を切り裂くはずだった星銀を壁画の間に残した。

それから山を下り、彼は血を見るために戦いの場に行った。


引用元:HoYoWiki Welcome to Genshin Impact HoYoWiki! 

エーモンロカの話

 

ドラゴンスピア

龍の牙で作られた長槍。妙に暖かさを感じる。


彼はとてつもなく長い夢を見た…

夢の中で彼は仲間とはぐれ、遠い道を行き、
歌声が響く、緑の草原にたどり着いた。
心優しい人々と共に歌を歌い、
宝石のように美しい巨龍が空を舞っていた。

目を開けると、吹雪が吹き荒れる山脈にいた。
緑の大地は火と血によって赤く染められ、
詩人の琴の音もその中にかき消された。
そして宝石のように美しかった巨龍は、
恋人のようにその牙を彼の首にあてた。

「さらばだ、これで俺の旅は終わった」
「白銀の雪の中に眠るのも悪くない」
「さらばだ、美しい詩人、美しい龍」
「もし違う場所、違う時間で」
「出会い、歌い、踊っていたら、どれだけよかったか」
死に向かう彼はそう思った。

「俺の血に宿いし祝福よ」
「この美しく漆黒の宇宙は」
「お前たちが引き継いでくれ」

 

引用元:HoYoWiki  Welcome to Genshin Impact HoYoWiki!

ドゥリンの話

 

冬忍びの実

冷徹な意志がこもった奇妙な果実。微かな苦渋を醸し出している。

 

フィンドニールの祭司の娘がこの白の樹の下で誕生したとき、
祝福と共に、緑豊かな山脈の国は喜びに満ちた。
シャール·フィンドニールの幸福は永遠に、
大地をまたぐ枯れることのない銀白の樹のように——
だれもがそう、思っていた。
かつて無数の人や事柄を見てきた記録者ですら、
姫の美貌と才徳は月の光のように清らかに輝く…
しかし世界を凍らす鋭釘が突如降り、
この樹さえも粉々に砕かれた時、
あの少女は一本の枝を持っていった、
この国を覆い隠す樹の命をつなぎとめるために。
しかし結局、それも叶わぬ夢となった。
刃のように冷たい吹雪は、月の明かりを遮ってしまった…
それから長い月日が経った遥か昔——
漆黒の龍と風の龍が命をかけて戦い、
腐植の血が灰のような山を赤に染めたとき、
樹は自身がまだ死んでいないと気づき、
貪欲なまでに、自らの根で大地の温かみに触れた。
誰かが穢れの無い緋紅のエキスを流し込んだ故、
当の昔に死んでいた白の樹は、過去を思い出し、
すべての力で、果実を実らせた…
我が守った者、我に祈りをささげた祭司、
我のそばで絵を描いていた美しい少女、
手にしたことのない幸せが、緋紅の果実となる。
悪の世界に正義をもたらすことができる者に、
「苦しみ」を乗り越えられる、正義を捧げよう。

 

引用元:HoYoWiki Welcome to Genshin Impact HoYoWiki!